金沢工業大学 松井くにお教授によるAI特別授業を実施しました!
2025年10月30日(木)、本校にて金沢工業大学 情報理工学部 知能情報システム学科の 松井くにお教授をお招きし、特別授業「生成AI最新動向とコード化点字ブロックの演習」を実施しました。

今回の授業では、前半で「生成AI」の基礎から最新の技術動向までを、松井教授の専門的な視点から分かりやすく解説していただきました。
いまやビジネスに欠かせないAIですが、進歩が目覚ましく、なかなか最新動向を理解するのは大変です。
授業ではChatGPTやClaude、Geminiといった大規模言語モデル(LLM)の進化や、それらを活用したAIエージェントの仕組み、さらには「AIO(AI Optimization)」と呼ばれる新しいビジネスの形についても具体例を交えて紹介され、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

後半の演習では、「コード化点字ブロック」をテーマに、情報技術を活用したインクルーシブ社会の実現に向けた取り組みを体験しました。
スマートフォンをかざすと音声案内が流れる「しゃべる点字ブロック」を題材に、学生たちはグループごとに案内情報を考案・登録します。

点字ブロックの利用者が、歩く向きによってどのような案内があればわかりやすいか、教室内に設置されたブロックの上を歩きながら、簡易的な情報や詳細な情報を考えていきます。


グループで考えた案内文を松井教授がサーバに登録すると、アプリを使って実際に点字ブロックごとの音声を聞くことができます。

他のグループの担当した点字ブロックの音声も聞きながら、わかりやすい案内になっているか確認することができました!
授業を終えて……
見える人・見えにくい人の双方に役立つ情報デザインを通して、「情報の公平性(Equity)」や「包括性(Inclusion)」の大切さについて考える機会となりました。
そして既存の点字ブロックの役割を拡大することによって、その存在をすべての人に認識してもらうという発想こそが、「グッドデザイン賞」の評価にもつながったというお話は、将来情報ビジネスに携わっていく学生にとって大切な学びになったことでしょう。
授業を終えた学生からは、
- 「生成AIの進化と社会実装の速さに驚くと共に、コード化点字ブロックの演習で技術と社会課題の両方を学んだ有意義な講義だった」
- 「演習体験を通して、利用者の立場に立って情報を考えることの大切さを学んだ」
- 「最先端の技術を、一部の人のためではなく「あらゆる人々」の生活の質向上に役立てるべきだと再認識した」
- 「生成AIの最新動向を学ぶことができ、とても有意義だった。特に自然言語処理の仕組みや、実際に簡単なプロンプトを作成する演習が印象的だった」
- 「母国で目の見えない人は多いが、点字ブロックはありません。このシステムがあればいいと思った」
- 「さらに多言語対応ができるようになれば、世界各地で使用できるようになると期待しています」
- 「見えないところでも多くの工夫や思いやりが込められていることを知り、とても勉強になった」
- 「私も将来、人の生活を助けるようなシステムを作りたい」
といった感想が寄せられました。
本校では、今後もこのような特別授業を通じて、社会課題の解決に貢献できる人材の育成を目指してまいります。
貴重な講義をしていただきました松井教授、ありがとうございました。